I.5.2.5.1.2 データ・パケット・タイプ(DP)
このフィールドは0に設定するものとする。
I.5.2.5.1.3 VSPパケット・タイプ(VP)
このフィールドは1に設定するものとする。
I.5.2.5.1.4 監視パケット(SP)
このフィールドは1に設定するものとする。
I.5.2.5.1.5 監視タイプ(ST)
このフィールドは2に設定するものとする。
I.5.2.5.1.6 地上アドレスまたはモバイルアドレス
ANIパケットから発信されるCALL REQUESTまたはGNIパケットから発信されるCALL REQUEST内のAG及びAM値は、これらのフィールドに返還しなければならない。ISO 8208 CLEAR REQUESTパケット内にDTEアドレスが存在する場合、それらは無視するものとする。
I.5.2.5.1.7 クリアリング原因(CC)及び診断コード(DC)フィールド
これらのフィールドは、DTEがクリア手順を開始した場合にISO 8208パケットからVDLモード3パケットへ、変更なしで転送しなければならない。XNIがクリア手順を開始した場合、クリアリング原因フィールドは"Out of Order"に、また、診断コード・フィールドはDCE及びXDCEの状態表に定義のとおりに設定するものとする。これらのフィールドの符号化及び定義については、 ISO 8208に規定のとおりとする。
I.5.2.5.2 ISO 8208パケットへの変換
I.5.2.5.2.1 全 般
ローカルGDCEからのANIパケットによるVDLモード3 CLEAR REQUESTをGNIインターネットワーク・プロセスで受取った場合、結果としてローカルDCEに対応するISO 8208 CLEAR REQUESTパケットを生成しなければならない。VDLモード3パケットからISO 8208パケットへの変換は、I.5.2.5.1項に定義の処理を逆にして行うものとする。