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図F-6 Mアップリンク(ハンドオフ・チェック・メッセージ)

 

F.2.6.1 隣接周波数<n>

 

このフィールドは、隣接する網の10ビットの周波数で構成する。これら周波数は、1〜4の番号が付与されており、現行無線機に対する4つの隣接網の周波数を航空機に警告する。

 

F.2.7 3T構成のMアップリンク・システム・データ・セグメント(一般的要素)

 

3T構成のアップリンク・システム・データ・セグメントは、192ビットまたは24オクテットで構成される。システム構成、スロットID、地上局コード及びスケルチ・ウィンドウを含む4番目〜6番目のセミオクテットは、すべてのアップリンク・メッセージに共通である。1〜3番目及び7〜12番目のセミ・オクテットは、ユーザ・グループBの活動の制御に使用される。1〜3番目のセミオクテットは、ユーザ・グループB内のユーザのポーリング・アクセスを制御する。7〜12番目のセミオクテットは、網加入応答メッセージ、次網コマンド・メッセージまたは回復メッセージである。同様に、13〜21のセミオクテットはユーザ・グループC専用であり、22〜31のセミオクテットはユーザ・グループD専用に使用する。3T構成の一般的アップリンク・システム・データ・セグメントのフォーマットを、図F-7に示す。

 

注)リンク管理を支援するため、すべての局は、ハンドオフ・チェック・メッセージがMACサイクルの周一点で全航空機に聞こえるように時間の同期が取れていなければならない。これは、各MACサイクルの確立時間(LBAC#12)の間に隣接地上局の周波数を走査することにより、達成される。

 

 

 

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