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図F-3 Mアップリンク(網加入応答メッセージ)

 

注)このメッセージには2つの別個のメッセージIDが使用される。新しい地上局が以前の地上局メッセージID=0001からのリンクの転送をすることができない場合、“前のリンクなし”を使用する。新しい地上局が以前の地上局メッセージID=0010からのリンクの転送を支援することができる場合は、“前のリンク維持”を使用する。

 

F.2.4 次網コマンド・メッセージ

 

図F-4に示す次網コマンド・メッセージは、地上局により特定の航空機ユーザへ転送され、次網コネクションのスロット及び周波数を識別する。

 

F.2.4.1 次網

 

次網フィールドは12ビットである。これには、次の地上ID(2ビット)と周波数(10ビット)という2つのサブフィールドが含まれる。次の地上IDフィールドは、網タイプ・フィールドを1に設定した場合(TDMA)の本付録の2.2.1項に定義するものと同じである。ただし、網タイプ・フィールドを0に設定した場合(AM)は、このフィールドは以下の表F-7に定義するとおりに設定しなければならない。メガヘルツ単位の周波数Xの場合、周波数フィールドは40(X-112)と符号化する。

 

注)25kHzチャネルの倍数でない8.33kHzチャネルの場合、符号化に使用するXの値は、以下に最下位の25kHzチャネルの値とする。これらの8.33kHzチャネルの周波数は、次の地上IDフィールドの使用により独自に識別する。

 

 

 

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