付録F:モード3運用のためのシステム・データ及びヘッダ・セグメントのフォーマットと使用法
Mバーストのシステム・データ・セグメント及びV/Dバーストのヘッダ・セグメントは、チャネルへのアクセス制御(SARPs 3.5項)、リンク管理機能(SARPs 3.7項)、音声運用制御(SARPs 6項)及びアップリンク・データ転送の送達確認に使用する。これらバースト・セグメントのフォーマットと使用方法を、この付録に示す。
F.1 未使用の予約(予備)ビット
特定の値に定義していないどんな未使用の予約(予備)ビット・フィールドも、ゼロの値にデフォルトしなければならない。
F.2 Mバースト
F.2.1 非3T構成のMアップリンク・システム・データ・セグメント(一般的要素)非3T構成のアップリンク・システム・データ・セグメントは、48ビットまたは6オクテットで構成されている。メッセージID、システム構成、音声信号、航空機ID(ポーリング)、スロットID、地上局コード及びスケルチ・ウィンドウを含む最初の3オクテットは、すべてのアップリンク・メッセージに共通のものである。残りの3オクテットは、Mアップリンク・バーストのメッセージ・タイプに応じて割当てられる。非3T構成の一般的なアップリンク・システム・データ・セグメントのフォーマットを図F-1に示す。