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4.4.2 処理最小時間間隔とハード構成について

 

2V2Dに関して、ネットエントリーからデータ通信までの詳細時間関係を検討する。この検討の目的はTDMAのバースト処理がモード3処理できるかを検証するものである。図4.4.2-1にネットエントリー時の手順を示す。

 

086-1.gif

図4.4.2-1 ネットエントリー手順

 

この処理をMACサイクルに注目して詳細に検討した結果を図4.4.2-2に示す。

図中「最短応答時間」で示す部分がもっとも早い処理が必要となる部分である。

この例で示されるように、地上装置に於ける最も早いレスポンスは要求される場合は、受信電文のアクノレッジ(ACK)を返す場合であると考えられる。

図によると、LBAC#7でダウンリンクを受信し、LBAC#5でアクノレッジを返す場合が最も早いタイミングとなっている。

 

 

 

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