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【空きびん・ペットボトル選別等処理施設】

リース方式の特徴:

・リサイクル施設新設に当たり、用地取得からプラント建設、ごみのリサイクルまで一貫して民間業者に委託する方式。

・用地取得、プラント建設で初期コストが要らず、業者に払う毎年の委託料で済むため財政支出が平準化される。

・市からの支援は一切行わず、収集量や最低委託料などの保証も行わない。

・建設期間が短くなるなど。

 

方式導入の背景:

・平成12年度からごみの4分別収集を実施することとしており、今回、瓶とペットボトルの選別、圧迫・こん包などのリサイクル施設の建設から運営まですべて民間企業に委託する方式を導入。

 

施設概要:処理量年間6000トン

平成11年度着工、平成12年度稼働予定

建設予定地 西区太郎丸

委託期間 5年間

年間委託料 約8,800万円

 

【福岡市鮮魚市場市場会館】

VE提案制度の特徴:

・要求する性能や品質などに対し、企業の技術力やノウハウを活かした提案を求め、最低限のコストで施設に必要な機能を確実に達成させる委託方式。

・工事発注におけるVE提案には、下記3つの運用形態があり、福岡市では試行段階であるため、本件事業については、(3)についてのみ実施を行っている。

 

(1) 入札時のVE提案[VE提案付入札(技術競争型)]

〜原設計に対して入札者が改善案の検討を行い、その内容を盛り込んだ金額で応札〜

 

(2) 契約時のVE提案[VE提案付契約(契約金額調整型)]

〜原設計に対して入札を行い、入札金額で落札者を決めた後、入札時に提出された採用可能な改善案を盛り込んで契約金額を決定〜

 

(3) 契約後のVE提案[VE奨励条項付発注(施工コスト節減型)]

〜契約時の設計図書をもとに受注者が改善案を検討し、提案〜

 

 

 

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