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3] 営業日時

・午前10時〜午後6時(年始年末以外無休)

 

4] 管理運営主体

・(財)神戸市都市整備公社

 

5] テナント会事務局

・(財)神戸ファッション協会

 

この施設の大きな特徴は工房にある。各工房は、前述の報告書の趣旨を生かすため、その半分を作業場とし、熟練したマイスターが創った物を販売するのを原則としている。また、2階ギャラリーの展示等での活用や市民公園の管理を地域住民等が主体となって行うなどの住民参加も大きな特徴であるといえる。

 

(4) 現状と課題

 

オープンから5ヵ月が経過し(平成10年11月末現在)、この間、当初予想はるかに上回る351,000人が来館し、駐車場も4,299台が利用した。

現時点で、「北野工房のまち」は以下の3点で評価される。

 

まず第1点目は「産業振興」である。神戸市では平成5年にマイスター制度を創設し、昨年までに40種58人の神戸マイスターが誕生している。マイスターたちは、後進の指導にあたるとともに、学校教育の場でも子供たちを指導するなど、幅広い活動を行っているが、本施設で「工房」という形態により紹介されることで、この制度がより広く一般市民に知ってもらうことができることとなった。また、神戸ブランドを意識したオリジナル商品の製造販売は、地場産業の振興にも大きく寄与している。さらに、既存ブランドだけでなく先進的なノンブランドの工房も入居しており、ベンチャーの育成という意味でも貢献している。

第2点目は「観光振興」である。前述のように北野異人館街は全国的に有名な観光地で、大型観光バスでの来街者も多い。しかし、大型観光バスの駐車場が周辺に一つもなく、そのためこれまでは、客を路上で降ろし、バスは遠く離れた所に移動しなければならなかった。その点、この駐車場整備は、観光の安全性・利便性を向上させている。

 

 

 

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