3. 「トワイライトスクール」
(1) 概要
生涯学習・生涯スポーツ、地域振興、・子育て支援、世代間交流などの多様な市民ニーズに応えるために、地域の資産である学校という場を活用して、いろいろな事業を展開する学校開放事業(「トワイライトスクール」)であり、「放課後学級」と「学校施設の有効利用」の2事業を実施している。放課後のイメージからトワイライトスクールと名付けた。
この事業は主として旧市街地から周辺部への人口移動、あるいは少子化による学校空き教室の有効利用によって成り立っている。ただし、新設校においても当初からトワイライトスクール事業が加味された建設計画とした例もある。当事業は地域の拠点である学校を活用し、今後まちづくりの重要な施策となる地域コミュニティーの活性化を目指すものである。公共施設のうち二番目に床面積の多い学校施設について、その地理的条件、空間施設の多目的利用などに着目した既存公共資本の活用策である。
(2) 放課後学級
1] 目的
子供たちの学校外活動の一つとして、遊びを通した異学年交流や地域の方の協力による体験活動などを通して、世代間交流とともに子供たちの自主性・創造性・社会性などを育む。
2] 対象
実施校に在籍する1年生から6年生までの参加を希望する児童で、週1回以上参加できる見込みの児童。
3] 活動場所
放課後学級ルーム、体育館および運動場。
4] 活動日・時間
平日 授業終了後から午後6時
土曜日(1、3、5週) 午後1時から午後6時
土曜日(2、4週) 午前9時から午後6時
5] 活動内容
・自主的で自由な遊び(バドミントン、剣玉、オセロ等)
・自主的な学習
・体験活動(伝統芸能、伝承遊び、紙工作等)
・学び合い活動(科学工作{飼育、栽培、調べもの等)
・地域活動(地域行事への参加、地域交流事業等)