みなさん、こんにちは。シンポジウムの開会にあたりまして、ひとことごあいさつを申し上げます。
本日は、この「ふるさとみやざき環境シンポジウム」に、このように多くの皆様にお集まりいただき、盛会に開催できますことに対しまして、主催者の一人として厚く御礼申し上げます。
さて、現在の環境問題は皆様御存じのとおり、我々が日々暮らしている地域の問題から地球全体の問題まで、多種多様にわたっており、その解決には、我々一人ひとりのライフスタイルの見直しから始めなければならないような状況となってきております。
このような時期に私ども財団法人宮崎県環境科学協会は、昭和48年創立以来25年という節目の年を迎えたわけでありますが、この契機の年に何か環境保全の役に立つ事業を行いたいと考えていましたところ、幸いにも自治省、宮崎県、財団法人自治総合センター各位からの御理解と御協力を得まして、このシンポジウム開催の運びとなったものであります。
本日のシンポジウムでは、森林が環境保全に果たす役割の重要性がますます再認識されてきていること、また、本県が全国有数の森林県でもあるところがら「森からの贈り物」をテーマとして、映画の上映・見城美枝子さんの基調講演・小室等さんのコンサートなどをお聞きいただきます。
内容につきましては、肩の凝らない、しかし中身の濃いものであると自負しているところであります。
是非、楽しみながらもう一度環境について考える契機としていただきたいと思います。
最後になりましたが、このシンポジウムの実現に御尽力いただきました全ての方々に深く感謝申し上げますとともに、本日御来場の皆様にとりましてこのシンポジウムが意義あるものとなりますことを祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
