(a)、の場合の物理的劣化の傾向は、維持管理の仕方によって大きく影響をうけ、その良否によって耐用年限は伸びもし縮まりもする。しかし、それにも限界があり、ある限度以上に寿命を伸ばそうとしたり、費用削減を理由に維持管理を怠ることは、逆に損失が大きくなり経済性が低下するといわれています。
このようなことから、維持管理と耐用年数の関係からもっとも経済的な耐用年数を算出してみました。とくに舞台機構の場合は機械的安全装置の組込みが困難な場合が多く、事故のことを考えたときに、どうしても安全サイドに決定されています。