さて、この求菩提山麓に日吉神社とうそぶき八幡神社という二つの神社があり、「山人(やまど)走り」と呼ばれる神事が伝わっている。 十月、稲穂が求菩提の山麓を黄金色に染めるころ、山人走り神事は行われる。 日吉神社の山人走りは、まず、神官と世話役とが神社前に勢揃いするところから始まる。神社本殿の両脇の柱には、赤・青一対の鼻高の面が取り付けられている。これは「火の王・水の王」である。
さて、この求菩提山麓に日吉神社とうそぶき八幡神社という二つの神社があり、「山人(やまど)走り」と呼ばれる神事が伝わっている。
十月、稲穂が求菩提の山麓を黄金色に染めるころ、山人走り神事は行われる。
日吉神社の山人走りは、まず、神官と世話役とが神社前に勢揃いするところから始まる。神社本殿の両脇の柱には、赤・青一対の鼻高の面が取り付けられている。これは「火の王・水の王」である。
うそぶき八幡神社の山人走り、七ツ岩に座る山人
白装束をつけ田の中を走る山人(うそぶき・八幡神社)
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