1]清潔感あふれる魅力ある街づくりの推進。
2]県境を越えた情報発信力の強化及びネットワークの構築。
3]東北に生きることに誇りを持つ意識を涵養。
4]感動を覚える観光ルートづくり。
5]ホスピタリティの原点は心と心のふれあいであることを踏まえたサービスの向上。
6]旅行者に夢を与え、遊び心をくすぐる観光資源の開発。
7]ホスピタリティには費用と満足度の合理的なバランスが考慮されるべきであることへの理解の促進。
8]東北の魅力である自然環境の保護。
9]21世紀のリーディング産業となるための観光産業のステータス向上。
東北観光の潜入レポートと鼎談
◇力石 第1部はゲスト・スピーカーに作古貞義先生、ゲスト・パネラーに?楊塒佑鬚?靴?靴禿賈夢儻?寮??譽檗璽箸鯤鷙陲靴燭△函「3人で鼎談を進めたいと思います。
◇作古 潜入レポートについては私と家内。それから私のゼミの学生3名(全員女性)からなる2つのチームを組み、酒田、鶴岡、温海温泉というコースを回り感じたことをレポートにまとめました。まず、旅館の予約をすべく電話をしましたが、その応対はキチンとしていてなかなか見事でした。さて旅の中身ですが、観光客のとる行動は見る、食べる、買う、する、休む、移動の6つのパターンです。これらの総合結果で今回の旅が評価されるわけです。今回は「する」の時間がなくて、参加型の体験は省きました。結論からいうと、見る、食べる、買う、休む、移動に関しては、旅人としての私の感触は平均点の上でした。私たち老夫婦と若い学生とでは、当然のことながら受け方、感じ方が違いました。いちばん違ったのは、バリアフリーの問題です。もうひとつ違ったのは、若い女性が旅館の和風のサービスにたいへん高い満足度を示したことです。今回の旅で一番感じたことは、圧倒的に女性、おばさんの数が多いということで、おじさんは影が薄くて、市場の変化を感じさせられました。