(2). 公共的な情報と民間情報
観光情報は発生・収集箇所により公共的な観光情報と民間観光情報に大別される。あまり変化しない情報の場合、主な情報発生・収集箇所が公的組織による「自然・人文・観光等」については、基本的に現在においても市町村、観光協会等で発行されている観光パンフを基にデジタル化及び標準化が可能である。
しかしながら、主な情報発生・収集箇所が民間組織による観光情報(特に宿泊、飲食・味覚)の場合、利用者ニーズに基づく網羅性の高い標準化情報を市町村等が収集、伝達することは非常に困難であり各業界団体等の対応に依存することとなリデジタル化及び標準化の課題が存在する。