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[駅前広場、地下駐車場整備事業等との整合性]

 

・ 当計画地区では、駅前広場、地下駐車場整備事業が平成12年3月完成に向けて進行中である。

当拠点施設計画の実施にあたっては、全体の整備方針やデザイン面、地下駐車場建設に伴う連続壁など地中埋設物の調査、整備年度計画等の調整など、これらの事業との整合性を図る必要がある。

・ 特にこれらの工事完了後では、次の2点についての問題点が駅前広場整備担当課により指摘されている。

1] 当地域では、地盤が悪いため当拠点施設の建設にあたり、約20m程の杭の打設が必要である。

地下駐車場工事完了後では、杭打機など建設重機の搬入および工事は事実上不可能となる。

2] 駅前広場供用後では、本工事に伴う設備配管工事(給排水・電気等の引込工事)も避けるべきと思われる。

・ したがって、当拠点施設整備の実施にあたっては、地下駐車場の工事期間中である平成11年度に少なくとも基礎工事(杭および地中梁まで)、設備配管工事(計画用地までの引込)の先行工事が不可欠となる。

 

・ 総合案内板や観光ポイントアクセス案内板については、駅前広場整備事業との整備方針・デザイン面での整合性を図ることが特に重要である。

松江市が推進しているオムニバスタウン整備事業やサインシステム整備事業による全体的な「バス総合案内システム」の拠点でもあることから、実施にあたっては、各事業との充分な連携を図ることが必要である。

 

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地下駐車場建設中の計画地区(JR松江駅 北側広場)

 

 

 

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