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3 熱フラックスの平均場

バルク法によって求めた熱フラックスのうち潜熱を図3に、顕熱を図4にそれぞれ示す。

 

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図3 1860年〜1949年平均、年平均潜熱フラックスの分布図。単位はW/m2で、等値線は10W/m2間隔である。

 

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図4 1860年〜1949年平均、年平均顕熱フラックスの分布図。単位はW/m2で、等値線は5W/m2間隔である。色付け方は図3とは異なる。

 

潜熱フラックスは北太平洋の亜熱帯循環系の内側や西岸境界流域で大きな値を取り、最大値は日本南東沖で110W/m2に及んでいる。顕熱は日本列島を中心として日本海から黒潮続流域にかけて大きな値を取り、最大値は日本列島東方で30W/m2に及ぶ。

 

 

 

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