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観光産業として今までは良かったけれど、これから先はないという恐怖心の中から、まだ探せるものがあるのでは?というスタンスから探していたような感じだった。しかし今回のプログラムでもっとやれることがあるんだと気付き、勇気づけられた。

もう1回、自分達が住んでいる別府の足元を検証して、今度は皆さんの所に伺ったり、来ていただいた時に、「私たちはこのような提言で考えているのだが、これを外国の方から見たらどうか」と意見を伺えるような提言を私たちでもっときめ細かくまとめていければと思った。2カ月間で本当に勉強になった。

 

明石(別府プロジェクトチーム)

実際に接したのは3日間で、短い時間だったが、私は英語が全然できないので、皆さんの素晴らしい日本語で接して頂いて、有り難かった。今回、商工会議所という立場で接した中では、商工会議所の青年部の目標として、立命館アジア太平洋大学が出来て、外国人の方が入学して来ると思う。その際にどのような接し方で親しくなるかというモデルケースになるかもしれないといろいろなことをさせて頂いた。ただ、踏み出したばかりなので、どのような印象を与えたのか分からないのだが、良かったと言って下さる方が多かったので、その辺は安心している。

先程、浜田君も言っていたが、別府の観光や温泉のことを考えると、前回の11月のミーティングでもあったのだが、歴史を知らなすぎて、それを端的に説明できないという弱さが別府の人間にはあるのだと感じるので、もっと別府の歴史や温泉を勉強して、端的に言えるようになりたい。そうすればもっと短い時間でも深く接することができると思う。それと今回は、一番近い台湾や韓国の方、これは別府にとって商圏になる範囲の国から来て頂いて、これらの国の方の意見も聞けたので良かった。

 

木村(別府プロジェクトチーム)

先生方の意見のすべてが素晴らしく、1つ1つ私たちが考えねばならないこと、やらなければいけないことを言って頂いたと思う。贅沢なご意見を頂いた。先程、20〜30年先の目標を何か1つ持っておかないと、結局個々で誰かががんばってもバラバラになってしまうと、キム先生が言われたが、これについて私たち別府に住んでいる人間は早急に話し合う機会を持たねばと思う。これを今回、たいへん強く感じた。そしてこれが私たちも望んでいることだ。これから皆様の国、韓国、台湾、ドイツの事を考える時に、必ず皆さんの顔が私の頭の中に浮かぶと思う。皆さんもお帰りになったら、温泉といったら別府のことを思い出してもらって、いつまでも別府の応援団でいて欲しい。

 

Suk-Jong HAHM氏(韓国)

このプログラムとして次回、韓国から誰かを招待する時は、出来れば韓国のテレビ局のプロデューサーや記者、タレントを招待してテレビ放送できないだろうか。こんなに素晴らしいプログラムなのに、韓国では全然知られていないので、PRするには彼らが必要だと思う。

 

甲斐(別府プロジェクトチームリーダー)

交通エコロジー・モビリティ財団が、このミーティングに別府を指定して頂き、非常に感謝している。

 

 

 

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