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(5) 実証実験に対する満足度

 

●通勤時間の短縮に対しては、いずれのルートでも約80%の人が不満を持っている。

●バス運行時間や運行間隔に対しては、Aルートで約65〜80%、Bルートで約50%の人が満足またはやや満足と回答している。(次ページグラフ参照)

●バスの乗り心地等では、満足またはやや満足の回答がBルートで約43%に留まっているのに対し、観光バスタイプの車両を投入したAルートでは約85%と高率になっている。

1] 交通状況調査結果に示されるように、マイカー利用に対して時間短縮が図られなかったため、「通勤時間の短縮」については多くの人が不満を持つ結果となった。

2] 今回の実証実験におけるバス運行時間や運行間隔はAルート、Bルートともほぼ同じであったため、通常の路線バスのサービス水準が相対的に低い郊外線に対応するAルートでの満足度が高かった。(次ページグラフ参照)

3] また、バスの乗り心地等に対しては、観光バスタイプの車両を投入したAルートでの満足度が相対的に高かった。

 

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図4-2-5 実証実験に対する満足度(1)

 

 

 

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