2-2 金沢観光期シャトルバス
[駐車場] 2ヶ所
[実施主体]パークアンドバスライドシステム実行委員会(石川県、金沢市)
本事例におけるポイント
★動的情報提供による利用促進
対象とする交通(目的) 観光・イベントの交通
導入
導入年月日 昭和63年5月4日に試行実施し、平成元年5月3〜4日から毎年5月のゴールデンウィークに実施
導入経緯 【計画策定 → 実際に導入】
観光都市金沢では県外からのマイカー観光客が多く、市内の交通渋滞の原因となってきた。特に、昭和54年の北陸自動車道金沢東西ICの開業以来、同自動車道の整備につれて自動車を利用した観光客が年々増加した。
昭和62年5月のGW(ゴールデンウィーク)には、天候に恵まれたこともあって、北陸の代表的観光名所兼六園を目指して、関東、関西からの自動車利用の観光客が集中し、大規模な交通混乱が起こった。渋滞延長は東西両IC方向から計7.7kmに達し、4kmに2時間を要すという状況であった。
この昭和62年のGWの大渋滞は、行政の内外で非常に大きな反響を呼び起こした。そこで、昭和63年GWの交通実験としてパークアンドバスライドの試行実験を実施し、それ以後GW期には毎年パークアンドバスライドが実施されている。
バス
バス運行主体 北陸バス
バス経路
【一般道路】西ICコースと東ICコースの2系統
[西ICコース] 県農業会館→武家屋敷→片町→香林坊→成巽閣→兼六園下→野町広小路→県農業会館
[東ICコース] 城北運動公園→武蔵ヶ辻→香林坊→成巽閣→兼六園下→東山→城北運動公園