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2. 輸送サービス水準の現況

 

(1)海上輸送サービス

 

1]航路ネットワーク

松山港に就航している内航コンテナ航路、フェリー航路は表2-2に示す通りであり、長距離航路の内航コンテナ航路が2航路、短距離・中距離フェリー航路が6航路となっている。

 

<既存航路の特徴>

◆内航定期コンテナ航路

・日立航路は特定荷主事業者の貨物をベースカーゴとして運航している。

・東京航路は大手総合物流事業者が運航する定期航路であり、東京港において北海道航路等への接続が可能となっている。

◆フェリー航路

・短距離航路は、瀬戸内対岸の広島、山口との間で運航されている。

・中距離航路は、九州と阪神を結ぶ航路が途中松山に寄港する形態で運航されている。

 

図表2-3 松山港に寄港している内航定期航路、フェリー航路

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資料)各社案内、海上定期便ガイド98年版より三菱総合研究所作成(平成10年10月現在)。

注)松山・広島・岡山・東京航路(運航会社:ブルーハイウェイライン)は平成10年1月より運休。

注)上記以外に、一般貨物船で定期的に運航する航路として、松山・今治・新居浜・大阪航路(運航会社:東西海運)、松山・今治・大阪航路(運航会社:伊豫組)が存在し、また神戸内航フィーダー航路も存在する。

 

 

 

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