■コージェネレーションシステム
コージェネレーシンシステムは、燃料の燃焼による発電と同時に、その排熱によって得られる蒸気、熱水を暖房、給湯などに利用するもので、エネルギー効率が高く、燃料使用量の削減に大きく貢献します。また、燃料に天然ガスを原料とした都市ガスを使用することで、二酸化炭素や硫黄酸化物の排出量を減少させることができ、環境保全にも寄与します。
新東京国際空港においては、省エネルギー化と環境保全を推進するために、2000年度の運用開始を目標に導入する計画としています。
一方、関西国際空港においては、エネルギーセンターで取り出された高圧蒸気を中央、南、北3地区のプラントで冷熱、温熱に変え、空港全体の冷暖房に利用することにより、高い信頼性、経済性を確保し、環境保全が実現されています。
●関西国際空港における地域冷暖房システムの配置状況