■地球にやさしい灯台
海上保安庁では、船舶の安全かつ効率的な運航を確保するため、灯台や灯浮標など約5,500基の航路標識を設置。管理していますが、海上、離島、岬、岩礁、浅瀬等に設置される航路標識は、その立地条件の特殊性から商用電源の利用が困難な場合もあり、商用電源に替わる代替エネルギーの確保が必要不可欠です。
これらの航路標識の電源確保にあたっては、環境負荷の低減化、省エネルギー化を考慮し、風力、太陽、波力といった自然エネルギーの利用拡大が図られており、現在、全基数の約27%にあたる約1,500基の灯台、灯浮標等の電源に自然エネルギーが利用されています。