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3. ホームドア設置位置の検討

 

ホームドアの設置については、個々の事業体で車両長、車体幅、車両ドア数など様々に異なるが、都市高速鉄道への適用、車両は代表例としての20m4扉車両、両開き式ドアを念頭に、ホームドア・戸袋高さと設置位置、ホームドア開口寸法について検討を行った。

 

3.1 ホームドア・戸袋の高さと設置位置

 

3.1.1 高さ、離隔距離に関する呼び名

 

高さ、設置位置に関する呼び名は、図3.1-1に示す名称を用いた。設置位置については、車両限界からの離れを「離隔距離」とし、ホームドアホーム側と車両限界との距離を「離隔距離1」、戸袋軌道側と車両限界との距離を「離隔距離2」とした。

なお、図3.1-1に示す建築限界と車両限界との間隔は、直線部での寸法である。曲線部ではカントなどを考慮しプラットホーム縁端との距離の拡幅が必要になる。

また、ホームドアは曲線部では折れ線として設置されるので、曲線の凹凸方向により距離を規定すべき位置が異なる。

 

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図3.1-1 距離、高さに関する呼び名

 

 

 

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