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要するにメリハリの効いた政策をすることで、住民、市民がまちを選ぶということ。その時にここのまち、地域はノンステップバスでそのような交通システムを作ろう、というような首長さんの大きな決断があればそれは大きな方向で流れていくのではないかと考えております。以上です。

 

●鎌田

どうもありがとうございました。まだまだ議論頂きたいこと、コメント頂きたいことが沢山ございますけれど、もう予定の時間を過ぎておりますので。最後にちょっとまとめないといけないと思います。

今日4人のパネラーの方々にお出で頂きまして、それぞれの立場から色々なコメントを頂きました。その中でノンステップバスの評価、或いは今後どうするのか、車椅子固定、バス交通全体で今後どうしていくのか、そういった多岐に渡った話題が出てまいりました。最初の太田先生の基調講演も含めまして、公共交通システム全体としてどういうふうにしていくのかというのが、我々一人一人の国民にとっても非常に重要な時代がやってくると思いますので、今日の基調講演、パネルディスカッションであった議論というものが、皆様方のこれからのお仕事の場で、何らかの形でお役に立てればと思います。司会進行の不手際で、十分な議論もできずに終わりの時間となってしまいました。

一応これで司会を戻させて頂きまして、1、2件ほど質問をお受けいたしましょうか。

 

●質問者(メーカー開発担当者)

非常に具体的なご意見を先生方より頂きまして、メーカー担当者としてもまだまだやることがあるなと感じました。意見集約すると夢のあるバスを安くということが一番なのかな。もっと良いバスを、その通りだと思いました。今日は来て良かったなと思うのですが、具体的に質問というか岩崎先生にお願いなのですが、メーカーへの補助金というか、開発補助金というものを考えて頂けないのでしょうか。本当に夢のあるバスを安く作りたいのですが、実態でいうと今の安全基準をクリアーした車両開発を行うとすると。例えば試作車10台としますと2000万円で売っているバスですが、試作だと2.5倍、5000万円位します。10台で5億円です。その他に試験費用ですとか、人件費ですとかが同じ位懸かって10億円です。例えば100台で割ると台当たり1000万円です。1000台で割っても100万と。なかなか夢のあるバスを安くというのは難しいと言いますか、どうやってやったら良いか本当に悩みです。今後の新しい発想というのも言われておりましたので、そういうことも検討して頂けないかなというお願いです。

 

●岩崎

約束はできませんが勉強はします。私もお金の使い方として普及の方に重点を置くのか、開発の方に重点を置くのか、いろいろ考えていかなければならないと思っています。大した金額ではないのですが、低公害車などは今年、開発補助金を少々付け始めたりしておりますので、それは低公害車だけではなく、こういう分野も含めてやっていくということは一つの方向性でありうる話だと思います。

 

 

 

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