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これはEUでのバスへの提案で、歩道の高さに比べて27cm上げといた形が1つのバスの提案ということになっています(図II-4)。これはバス車両が路側にそのまま来た場合、上屋があってここは90cm空けなさい、高さはこの部分で27cm上げるというのが良いのではないかというのが、EUの1つの提案です。

 

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図II-4 EUのバス提案

 

最近、英国のレスターに行って気がついて向こうが自慢している低床バスのバス停を見たのですが、そこで面白いのは縁石の所ですね。縁石の曲線を適切な形にする。彼は「カッセル型」と言っていましたが、これはタイヤです。そうすると非常にここに寄り付きやすくて、これがニーリングした後の高さで24cmになっております。これで車椅子が簡単に乗降できるようになるということで、やはり寄り付きやすいバス停。そのためには縁石を含めていろんな構造を考える必要がある。ヨーロッパで、そんな経験があるというご紹介だけしておきます。

高齢者、障害者を含めて、どんなサービスを提供していったら良いかということで、これは国のモデル交通計画で随分と議論したのですが、要するに「スペシャルトランスポート」という特別な形でやるべきか、あるいは「ユニバーサルデザイン」で一般の路線バスをどんどんユニバーサル化したらどうか。実は、この対象者が高齢者、障害者か、健常者中心か、乗客ニーズが少ないか、多いかということで、その時の議論ではコミュニティバスというのは、両方をカバーした形で多少どちらかにスペシャルライズするということがあり得るのかな、ということと、スペシャルトランスポートで個別にドアトゥドアでやるという形にすれば、もう少しこちらの部分で工夫できる部分があるのではないか。その他に一般タクシー、路線バスですね。これをどう使うかという課題が大きいということであります。

 

 

 

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