図49 合成開口幅の概念
海洋を対象とする場合、合成開口時間内に海面の形状、風波の状態などが変化すると考えられる。波浪については、周期に対して合成開口時間が十分短ければ影響はないと思われる。一方、同等程度の時間である場合は合成されたパルスが波浪の平均的な信号となってしまい鮮明な画像が得られない可能性がある。この場合は目的とする波浪の周期は短くても1s程度であり、合成開口時間の影響は小さいと考えられる。
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