はしがき
この報告書は、「合成開口レーダを用いた海域情報解析技術の研究」平成10年度分及び3ヵ年に関した内容、成果等をとりまとめたものであります。各位におかれましてご参考になれば幸甚であります。
地球表面特に海域を調査するには人工衛星、航空機から行うのがその広域性、迅速性から効率が良く、さらに合成開口レーダ(SAR)技術は昼夜を問わず適用できるため大いに期待されています。しかし真新しい分野であるため未知な部分があります。今後、機会があれば、いずれ本研究で明らかとなった課題、問題点の解消に努力したいと考えております。
本研究のご指導を賜った岡田喜裕委員長を初めとする研究委員会の各位、共同研究として一端を担っていただいた水路部の担当の方々及びご協力をいただいた関係各官庁の方々、研究の実施を担当していただいたアジア航測(株)の方々に厚く御礼申し上げます。
平成11年3月
財団法人 日本水路協会