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認証

本文書に含まれる情報は、実施される最低限の標準を可能な限り統一するため、VTS運用官の研修および証明に使用するために、IALA VTS委員会、IALA加盟国の研修機関、および、経験あるVTS運用官から選ばれた、VTS運用官の訓練に関する技術アドバイザー、コンサルタント、および専門家のグループによって認証された。本文書に関わる認証は、前記のグループが本文書の内容に反対する根拠を見出さなかったことを意味する。

 

A部 - 課業の枠組み

適用範囲

この授業時間表は、VTSセンター、参加船舶、提携業務、およびその他の海事関係機関の間の通信を調整する能力を有すべきVTS運用官の要件を扱う。

本コースは、情報、航行援助、または通航管理業務を支援する通信の提供の必要とその手段を含む、VTS水域における通信調整の理論と実際を取り扱う。本コースはまた、緊急事態における通信調整要件の理解を与える。

 

目的

コースを完了した時、研修生は、通信調整の基本原則に精通し、関係国のVTS水域の通信調整要件に関する国内規則を十分に知ることになる。

研修生はまた、船上および沿岸施設の海事および海事関係機関の間の各種通信の優先順位付け、中継、および調整ができるようにする課業の十分な理解と練習を得る。

シミュレータが使用できる場合には、VTS海域内における通信の調整におけるVTSの役割について、研修生にリアリスティックな練習を行わせることが可能である。緊急事態の対応を組み込んだ練習も実行可能である。

 

研修施設および設備

研修生は下記の利用が可能であるべきである。

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各研修生に必要な設備:

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参照文献

R1 SOLAS規則V/8-2

R2 IMO総会決議857(20) - VTSに関するガイドライン

R3 IALA船舶通航業務マニュアル

R4 IALA勧告V-103、VTS運用官の研修および証明の基準

 

教科書

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