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スタッフ要件

すべてのOJTインストラクターおよび監督者は、特定レベルの必要な研修および評定のために適切な資格を有すべきである。最低限、OJTインストラクターは下記の資格を有すべきである。

● VTS運用官の証明、およびVTS証明記録に更新裏書き

● 指導および監督の技能を含む、OJTインストラクター訓練

 

施設および設備

十分な訓練を与えるために必要な施設は、研修生がOJT訓練を受けるVTSセンターによって異なる。必要な施設は、センターの行う運用とその提供する業務に関係するすべての設備の利用と操作可能性を含む。

 

参照文献

VTS研修の計画立案に関連する一般的参照文献の一覧表を下に示す。さらに詳しくは、関連の課目に一覧表示されている。

 

IMO/IALA参照文献

● 1978年の航海者の訓練、証明、および当直の基準に関する国際条約、1995年改正(STCW条約)

● 航海者の訓練、証明、および当直コード(STCWコード)

● 1978年の航海者の訓練、証明、および当直の基準に関する国際条約締約国の1995年会議の決議10

● IMO総会決議A.857(20)

● VTS要員の研修と証明の基準に関するIALA勧告V-103

● IALAモデル研修コースV-103/1 - 船舶通航業務運用官

● IALA VTSマニュアル

 

国内/現地参照文献

● 船舶、水先、および港湾法律

● VTS規則

 

B部:コースの概要

本コースは、VTS証明記録の裏書きのために要求されるOJT訓練の期間、研修生が実行する一連の実際の割当と任務を含むべきである。この割当と任務は、特定のVTS海域または地域の十分な知識を与えるよう設定されるべきである。それらは、下記の科目を含むべきであるが、必ずしも下記に限定されない。

 

 

 

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