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別添5:VTS要員の研修及び資格認定基準についての特別作業部会

Ad-Hoc T&C 1/3/1

 

TOR

 

第8回国際VTSシンポジウム(於、ロッテルダム、1996年4月14-19日)の結論の1つは、次の通りであった。

 

『VTS担当機関は、国際的なガイドライン及びその他の関連文献に従って、VTS運用官についての基準を設定すべきである。VTS担当機関は、また、これらの基準に対応する研修施設を設け、これらの基準を維持するための対策を講じるべきである。

当該シンポジウムからの要請に続けて、IALAは、適切な研修及び資格認定基準を作成することに同意した。』

 

この結論に応えて、また、IALAが引き受けたことの実現のために、事務局長は以下のTORを持った特別部会を設置した。

 

目標

 

運用に関する模範職務解説書を作成し、VTSセンターを管理し運用するために選ばれた要員の用に供すること。この解説では、全面的に資格が証明されていると見做されるVTS要員に期待されるであろう能力と技量とのレベルを定義すべきである。

VTS要員の募集についての手引書を作成し、与えられた運用上の職務に対して資格がある職員を養成するために必要な研修についての所要事項を決定すること。

模範研修コースが、研修と資格認定とについての方針の枠内において、編成されるべきである。この方針は、VTS要員の所要条件についての国際的な同意と認識とへ導くIALA勧告を形成することになる

 

期限

 

VTS要員の研修及び資格認定についてのIALA勧告案は、1998年のIALA総会までに実質的に完了されているべきである。同案は、総会に提出され、同案件についての討議の土台となるべきである。

 

 

 

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