セクション13
総会
第8回IALA総会は、ドイツハンブルグのCongress Centrumに於いて2回開催された。
第1回, 1998年6月11日。
会長は1994、1995、1996、1997年のIALA理事会の活動状況を報告した。発言は付属書1に記載。
会長は会計のMr. Boydに発言のチャンスを与え、彼は協会の資金状態を報告し、ハワイ会議のときの会計状態はきわめて弱かったが、1994年の第7回総会で採択した調整で大きく改善された。この調整は今までのA、Bの2クラスの会員を1クラスに変更し、その結果4年間でB会員の会費が増額されたためである。
そこで過去4年間の貸借対照表が提示された。会計係の意見では、負債状況は心配であり、彼の推測によれば、インフレ率を考慮して出費が数%増加すると、IALAはすぐ収入よりも出費が上回る。彼は会員に対し、理事会が会費の値上げを検討すべきであると要求した。しかしこの決定は1999年の年会費には影響しないであろうと言った。IALAの組織系統図を示し、IALA委員会は小さな金額で運営されていることを強調した。 会計報告には意見が出なかった。
会長は総会の数ヶ月前に新憲章草案を会員に配布しているのを思い出させ、変更の理由は副議長が6月10日の活動方針セッションで説明したので草案の詳細説明は行わなかったが変更主要部分に言及した;協会の英語名、目的(現在は明確にIALAが内陸水路も取り扱う)、会員区分の定義(特に準国家会員にもっと弾力性を持たせる)委員会と理事会の機能。
新憲章の採用投票に国家委員が出席した。新提案に全投票が賛成で、草案は満場一致で採用された。採用された新憲章は付属書2. 5にある。議長は理事選挙に名乗り出たい国家委員を招き入れた。全国家委員に用紙が配られ、予備の用紙はCCHの事務局室14で入手できた。世界のある地域(南アメリカとアフリカ)からは理事会に殆ど代表者が出ていない。この地域の国々では候補者が争うことが無かった。他に議題が無かったので議長は6月19日08時45分まで休会を宣言した。
第2回, 1998年6月19日;
● 1998年〜2002年までの理事を選出。名前を記す。
● 2002年オーストラリアシドニーで開催される第15回IALA委員会の正式招待状を受領。
● 2000年シンガポールで開催されるVTSシンポジュームの正式招待状を受領。第2回総会の後、会長と副会長を選出する新理事の会議が開催された。