日本財団 図書館


ワーキングシート・概要

・視察後4グループに分かれ、グループワーキングを行った。

その内容及び個人の感想の概要は以下の通りである。

 

■回収数

グループ  4枚

個人  22枚

 

■意見の概要

◇本日のワークショップで興味を持った内容

●内藤氏の講演

・小さな企業の取り組み、発想など興味深かった

・技術開発の積極性

・計画時に地域の人の考えをどう入れるか参考になった

●新日鐵堺製鐵所・堺第2区 視察・説明

・実現性の難しさを感じる

・環境中心とした開発を

●堺泉北港・助松埠頭 視察・説明

・コンテナ埠頭をはじめて見て参考になった

●全体

・計画のねらい、事業の実現性等に疑問

・どこも同じような計画

 

◇工業地帯における海辺の利用と整備について

・空間整備の見直し・・・学習の場、海に触れあうスペースを、住宅地と工場とに物理的距離を置く

・産官民の連携・・・官民の所管を越えた整備、企業活動との両立、利用者、企業との協議が必要

・アクセス整備は必要だが矛盾もあり

・広域なので管理上の問題が残る

・採算性…集客の仕掛けと整合性、採算を考えた事業プラン

・PR・・・知ってもらうきっかけづくりが必要、開発コンセプトが知りたい

・発想の転換が必要・・・遊休地利用に事業性を求めるのは疑問、遊休地利用は長い目で見よう

・現状は浮き世離れした整備

 

◇人工海岸における自然の保全・回復について

・近づける場所を限定して環境保全・回復を

・海辺の特徴を生態系で示す

・埋立地を急がず、森・牧場、木々を植えて放っておく

・モラルの問題・・・意識啓発により豊かな暮らしを水辺で

・リサイクル材の利用による整備を

 

021-1.jpg

グループワーキング・発表風景

 

◇今までのなぎさ海道ワークショップについて

●参加回数

・今回がはじめて  11人

・2回  5人

・3回以上  6人

 

●参加したワークショップ/参加したかったワークショップ

 

021-2.gif

 

●感想

・今までのワークショップ・・・他にない試み、色々な視点で海が見られるといった評価の声が聞かれた。

・今回のワークショップ・・・新しい発見、出会いがある、一般に行けない場所の紹介が良い、講演に感銘を受けた、勉強になったといった評価に対し、開催場所の限定をという意見も聞かれた。

・今後のワークショップ・・・見学、視察を中心に、地域で活動する人の講演や地元の人々との交流への要望が多かった。また、参加者の拡大、意見交換の時間を長くとったほうがいいという意見もみられた。また、10回記念のワークショップを、という意見も寄せられた。

 

◇ワークショップの活用について

・仕事に生かしたい(生かした)  ・・・14人

・できるだけ続けて参加したい(参加した)  ・・・13人

・上司や同僚、関係者などに報告したい(報告した)  ・・・10人

・個人の趣味や生活、ボランティア活動など仕事以外の場面で役立てたい(役立てた)  ・・・8人

・上司や同僚、関係者などに参加をすすめたい(すすめた)・・・6人

・講師や参加者と交流したい(交流した)  ・・・5人

・類似のテーマについて勉強したい(勉強した)  ・・・3人

 

 

 

前ページ   目次へ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION