●参加者同士の意見交換によって、海について様々な角度から深く考えることができる
という評価が得られました。一方、時間をかけた観察ができない、意見交換が短いという反省点も残ります。また、大阪湾ベイエリアの開発整備や保全等については、
●産官民の協議と連携の必要性
●海辺の整備と事業の実現性とのバランスの見直し
●海辺の利用者及び全域の市民のモラル向上のしくみづくり
●大阪湾の自然環境の保全・活用の重要性
などが指摘されました。
このワークショップ報告書は講演録を中心に取りまとめましたので、多くの方々にご一読いただき、「なぎさ海道」について関心を高めていただければ幸いです。そして、ワークショップを今後とも継続することで「なぎさ海道ムーブメント」を起こす糸口となることを期待します。
最後になりましたが、このワークショップに講師として参加いただいた方々、各地での開催にご尽力いただいた方々、そして熱心に参加いただきました方々に厚くお礼申し上げます。
平成11年3月
なぎさ海道ワークショップ委員会
(財)大阪港ベイエリア開発推進機構
「なぎさ海道ワークショップ '98」委員会・委員(敬称略)
紙野桂人 帝塚山大学 教授
鳴海邦碩 大阪大学 教授
中瀬 勲 姫路工業大学 教授
盛岡 通 大阪大学 教授
川端直志 様式会社ケイ・プランナーズ 代表
鷲尾圭司 林崎漁業協同組合 企画研究室長
松尾力ニタ 関西インターメディア株式会社プログラムスタッフ
酒本 毅 大阪府企画調整部企画室 企画監
砂川静壽 兵庫県知事公室 審議員
津本 清 和歌山県企画部 企画総務課長
大竹将夫 徳島県企画調整部 政策企画監
浜田耕筰 大阪市計画調整局計画部 企画主幹
吉武準一 神戸市震災復興本部総括局復興推進部 調整課長