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(2) 廃棄物処理に関わる課題・問題点の整理

 

ア. ごみ発生量の現状

呉市のごみ発生量(焼却対象量)は平成9年度に約7万2千tと前年をやや下回ったものの、平成8年度までのごみ発生量は微増傾向にある(図表4-30)。

また、広域処理計画に基づき共同で施設建設を行う市町(1市8町)では、平成9年度に約8万8千t、広島県一般廃棄物広域処理呉ブロック(1市12町1村)では、年間9万4千tのごみが発生しており、呉市と同様、平成8年度まではごみ発生量の伸びがみられる。

一方、個々の市町村についてみると、1日当たりのごみ発生量が10tにも満たない自治体が数多くあり、単独でのごみ処理施設の整備が非常に難しい状況にある。

 

イ. 処理施設・最終処分場の整備現況

図表4-31、32に示すように呉市では、呉市焼却工場(処理能力300t/日(150t/日×2基))、呉市破砕処理場(処理能力50t/5h)、呉市埋立処理場の3種類の処理施設・最終処分場を整備・運営している。

 

 

図表4-30 ごみの年間発生量(焼却対象量)

 

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資料:各市町村資料より作成

 

 

 

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