参考資料
1] 上屋・倉庫(救援物資の一時保管スペース)
○ 算定方法
・ 救援物資は防災拠点施設で仕分けされダンボール箱(高さ30cm、長さ50cm、奥行き30cm)で搬入されることと仮定し、1箱の容量を0.045立方メートルとして、必要なダンボール箱数を想定する。
・ 搬入するときに搬出のしやすさを考慮し種類別にグループを形成して保管することとし、10種類と仮定する。作業のしやすさや自重によるつぶれを考慮し高さは5段積みとし、ダンボール1箱の面積0.15m2(長さ50cm、奥行き30cm)から想定する。
・ 積み上げたグループの周囲には歩行スペースを幅1m確保することとし、1グループの1辺の長さに2mを加えて、1グループあたりの必要面積を算出し、確保面積を想定する。
2] トラックターミナル・駐車場(救援物資の搬入・搬出スペース)
○ 算定方法
・ 搬入スペースの検討では、大型トラックを活用することとし、トラックの大きさは、長さ12m、幅2.5m、積載容量を長さ10m、高さ2.1mと仮定し、一台あたり49立方メートルとし、集積物資の必要容量から想定台数を導き出す。12時間稼動とし、1時間あたりの台数を算出した上で、ピーク時を考慮しその3倍を見込む。
・ 1台あたりの駐車スペースを45.5m2(長さ13m、幅3.5m)、回転スペースがその200%、荷の積み下ろしのためのスペース(プラットホームに相当)は、同時に2台可能とし、2台分の駐車スペースの25%を見込む。
・ 搬出スペースの検討では、4t相当のトラックを活用することとし、トラックの大きさは、長さ8.5m、幅2.2m、積載容量を長さ6.2m、幅2.15m、高さ2.1mと仮定し、一台あたり28立方メートルとし、集積物資の必要容量から想定台数を導き出す。8時間稼動とし、1時間あたりの台数を算出した上で、搬出待機トラックが1時間前に到着することを仮定し、2時間分の台数を想定する。
・ 1台あたりの駐車スペースを23m2(長さ7.2m、幅3.15m)、回転スペースがその200%、荷の積み込みのためのスペース(プラットホームに相当)は、同時に4台可能とし、2台分の駐車スペースの25%を見込む。