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また、海上から受け入れた救援物資(食料・生活必需品、飲料水・生活用水)を各市町村や地域内の避難所等への円滑に搬出・搬入するためには、輸送用トラックや給水車を効率的に稼動させるためのターミナルや駐車場の確保が必要となる。

食料・生活必需品については(図表4-20)、呉市分で最大約1,600m2、呉地方拠点都市地域分で最大約2,400m2のトラックターミナル・駐車場スペースの確保が必要である。また、飲料水・生活用水については(図表4-21)、呉市分で最大約2,700m2、呉地方拠点都市地域分で最大約3,800m2のトラックターミナル・駐車場スペースの確保が必要である。

さらに、これらの救援物資を搬出するための車両については、呉市分で1日当たり最大56台、呉地方拠点都市地域分で1日当たり最大80台の車両を処理する必要がある。

また、阪神・淡路大震災では、兵庫県地域で約2千万tの災害廃棄物が発生し、この災害廃棄物の処理のために、仮置きスペース46箇所(総面積125ha)が必要となった。この経験値に基づいて災害廃棄物の一時保管スペースを推計すると(図表4-22)、呉市分で約3.3ha、呉地方拠点都市地域分で約6.2haのスペースの確保が必要である。

 

 

 

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