(イ) 飲料水等の備蓄
県地域防災計画(震災対策編)では、各家庭・企業、各市町村は平常時から飲料水の備蓄に努めることとしているが、具体的に確保すべき数量の目標値は規定されていない。また、このような備蓄が達成されない場合には、公営の水道施設に大きく依存せざるを得ない状況となる。
さらに、災害時における飲料水の確保を目的とした耐震性貯水槽の整備が進められているが、呉市で3箇所程度(60m3型、飲料水兼用100m3、飲料水兼用100m3)であり、呉地方拠点都市地域においては全く整備されていない状況である(図表4-15)。