カ 呉港港湾計画(平成2年)で期待される役割
呉港港湾計画(平成2年)では、背後圏である広島テクノポリス圏域は、今後とも広島県西南部の産業拠点として、産業構造の高度・多角化、広島呉道路整備等広域幹線道路網整備に伴い、ますます発展が期待されるとみている。そして、呉港は、地域の発展につなげる呉マリノポリス構想を展開するため、背後地域の流通拠点としての機能の一層の充実強化及び産業基盤としての機能を拡充することに加えて、市民等への親水空間の形成、安全、健全な海洋性レクリエーション活動の場の創出する役割を果たすことが期待されている。そして各地区の機能整備方針と整備目的及び港湾空間利用方針を図表3-15、16に示すように計画している。