(3)さまざまな交流の促進
日常生活において、ともに助け合い支え合う地域社会をつくっていくためには、近隣の人々の相互理解・交流の充実が不可欠である。このために、拠点施設においても、世代間や異業種間など、さまざまな交流の活発化を促進することが重要である。
(4)情報の集積と共有-地域保健福祉情報ネットワークの構築
本市において、健康づくりと支え合うまちづくりを推進するには、市民自身はいうまでもなく、その他の関係機関、医療機関、ボランティア、その他数多くの機関・団体や個人の連携・協力を欠くことが出来ない。
したがって、福祉・健康づくり、保健、生涯学習などにかかる情報を、体系的に収集・分析し、データ・ベース化し、行政、市民、団体、関係者が等しく共用し、いつでもこれを利用できるような情報システムを確立する。
(5)市民・市民団体活動の拠点としての活用
市民・市民団体活動の拠点としての活動、市民と行政との協働による福祉・健康づくり活動、これらの拠点として「保健福祉センター(仮称)」を整備する。市民と行政との対話・意見交換の場、両者による新たな活動やサービスの創造の場など、福祉・健康づくりに関連した市民の自主的活動の拠点であることが、当該拠点が有すべき重要な役割・機能の一つである。
そうした役割・機能を日常的に担っていくため、福祉・健康づくりの専門的スタッフを配置するとともに、「健康と体力づくり」(例:健康相談・健診室、トレーニングルームなど)・「教育・学習」(例:視聴覚室、研修室、福祉・保健ライブラリー、イベント、ギャラリーなど)、「交流・集い・レクリエーション」(例:娯楽室、プール、レストランなど)などが展開できる施設内容とする。