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第5章 福祉・健康づくりの拠点の整備

 

福祉・健康づくりへの取組においては、学校教育や生涯学習、就労その他による社会参加、道路・施設などの生活基盤、高齢者と子どもなど世代間の交流、障害のある者とない者との交流その他、複合的、横断的な観点から推進していかなければならない。このため、本市においては、関連施設間の役割・機能や事業・活動の連携・協力を拡充し、より効果的な成果が出せるよう、拠点整備への取組を充実・強化する。

 

1 拠点整備の基本理念

福祉の充実及び健康づくり推進の拠点としての施設は、高齢その他で健康や福祉面での援護・介護を要する市民及びその家族などの利用とそれらへの支援の拠点として

1]高齢者の福祉・健康づくり展開の拠点として

2]市民の健康の維持・増進、新たなライフスタイルの創造などの拠点として

3]福祉・健康づくりにかかる情報の拠点として

機能することにより、「活力あるみどりのまち具志川」づくり推進の一助となることが望まれる。

1]の機能については、援護・介護を要する高齢者及び家族などに対する情報提供の窓口及び相談・指導活動の拠点、公私のサービスのネットワーク化の拠点、地域社会での市民の自主的・主体的福祉・健康づくり活動の拠点、新たなサービス創造の拠点などの役割を果たすことが求められるといえよう。

また、2]の機能については、高齢者のみでなく、すべての市民の福祉や心身の健康の向上のために、保健・生活相談、集会、教養・娯楽、入浴、機能回復訓練、健診、運動・栄養指導などの事業・活動を行うことである。これにより、すべての市民の自立・創造性・自己実現などに寄与するとともに、新たなサービス創造の拠点としての役割も担う。すなわち、あらゆる世代の市民が、高齢化社会における自らの生き方(人生設計)、自らと地域社会との望ましい関係などについて学ぶための拠点である。

 

 

 

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