8 財政
図表1-8は、本市の普通会計の財政収支の推移をみたのである。本市の財政規模を平成9年度の普通会計決算額でみると歳入合計額が170.0億円、歳出合計額が167.6億円である。歳出内訳では、民生費が歳出合計の28.7%を占め最も大きく、次いで土木費17.9%、教育費14.9%、公債費13.5%、総務費11.2%と続いている。一方歳入内訳では、行政活動の自主性、安定性の尺度となる自主財源の歳入総額に占める割合は依然として約3割にとどまっている。また公債費比率は、22.0%で、県内市町村平均の13.1%を大きく上回っている。さらに、経常収支比率の過去3年間の平均は、89.4%である。