第1章 社会・経済の概況
1 人口・世帯の動向
図表1-1は、本市の昭和45年(1970年)から平成7年までの人口、世帯の推移及び年齢3区分別人口を示したものである。平成7年における本市の人口は、5万7,169人で、平成2年から平成7年の間をみると、人口の年平均伸び率が1.14%であり、中部圏における人口急増地域である。
平成7年における本市の世帯数は1万6,520世帯で、平成2年に比べ1,635世帯増加し(年平均伸び率2.11%)、人口の伸びをはるかに上回る率で増加している。その結果、一世帯当たりの人員は、平成2年の3.63人から平成7年には3.46人へと減少している。
平成7年の年齢3区分別の人口構造をみると、0歳〜14歳が22.8%、15歳〜64歳が66.3%、65歳以上が10.8%である。14歳以下の年少人口の比率が低下する一方、65歳以上の老年人口の比率は上昇する傾向にあり、高齢者が安心して住める環境の整備がまちづくりの主要な課題になっている。