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ウ 統廃合(中学校)までの手順

 

学校の統廃合はでには、大きく分けて2つのステージある。

第1ステージは、現在直面する児童・生徒数の減少に伴う教育力強化のための他校との交流や複数校での専科教員の兼務体制などを通して体験学習や時代の変化に対応する教育内容の充実など、特色ある教育活動を展開する期間である。

第2ステージは、他校との交流実績を踏まえて、他校の児童・生徒の融和と父母、地域の理解を得ながら学校の統廃合を検討する期間である。(図表6-7参照)

他地域における共同による学校運営を行っている事例としては、近隣では県内の倉橋町と音戸町での組合立の小・中学校がある。1年ごとに持ち回りよる学校運営を行っている先進事例では、前年度の踏襲に陥り、教育指導面で問題がある事例もみられ、先進事例の調査研究を通して、大崎上島における望ましい学校運営のあり方を検討する必要がある。

 

図表6-7 学校統廃合の検討に向けてのステップ

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