3 生活の豊かさを再建する文化・教育サービス充実プロジェクト
(1) 教育・文化に関わる既存共同事業
ア スポーツ活動での連携状況
・大崎上島駅伝大会(大崎上島体育協会、大崎上島駅伝実行委員会)
・大崎上島女性ソフトバレーボール大会(大崎上島体育協会)
・豊田郡体育大会(豊田郡体育協会)
・ビーチバレーボール大会(大崎上島体育協会)
・豊田郡10町職員親善ソフトボール大会
イ 文化活動での連携状況
・公民館教室への他町民の受け入れ
・町の文化祭等への他町民の参加
東野町(根から祭、夏祭り、文化講演会、文化祭、桜祭り)
木江町(他町住民の参加は殆どなし)
ウ 教育分野での連携状況
・大崎上島PTA連合会
・上島教育研修会(教職員)
・木江小と東野小学校での修学旅行の共同実施、修学旅行事前交流会
・上島連合陸上記録会(小学校)
・3町中学校との野球部の練習試合(年4回程度)
(2) 教育・文化に関わる新規事業の提案
ア 新たな取組を必要とする理由
(ア) 児童・生徒数の減少への対応
現在の傾向で小・中学校の児童、生徒数が推移すると、大崎上島3町全体の児童数は平成7年の約500人から平成17年には約270人へと減少し、生徒数は平成7年の250人から約140人程度まで減少する(社会動態を加味したコウホート人口予測)。
特に、3町の中でも人口減少の著しい木江町においては、平成17年には児童数で現在の半数以下の50人程度、生徒数で25人程度まで減少する。
大崎上島3町での現在の学校配置を前提にすると、児童・生徒数の減少に伴って複式学級となることは確実である。島における地域教育力の向上を図るためには、将来的には統廃合の検討が必要である。