日本財団 図書館


(2) 新たな事業メニューの設定と事業概要

 

ア 3町連携・共同事業メニューの設定

事業メニュー設定手順にもとづく3町連携・共同事業メニューとして、5つのプロジェクトを設定する。

 

【島づくりの3町連携・共同事業メニュー】

 

1. 高齢者の魅力的な定住条件整備プロジェクト

2. 地域産業の活性化による新規雇用機会の拡大プロジェクト

3. 生活の豊かさを再建する文化・教育サービス充実プロジェクト

4. 魅力ある島の環境形成と交通基盤整備プロジェクト

5. 行政の連携プロジェクト

 

イ 連携・共同事業メニューの概要

 

(ア) 高齢者の魅力的な定住条件整備プロジェクト

 

大崎上島の3町は、それぞれがすでに高い高齢化状況にあるとともに、高齢化や少子化のさらなる進行が見込まれている。このように、大崎上島は、高齢者が多く若い世代が少ない典型的な高齢社会にすでに突入しており、しかも、その状況が他地域にくらべより鮮明にあらわれている地域である。

こうした状況を踏まえ、大崎上島3町は、全国の市町村にとって焦眉の課題となっている要援護・要介護状況にある高齢者支援に関し、従前から、また、本年度から中山間地域活性化対策モデル事業として、さまざまな連携・共同実施メニューの取組を図ってきたところである。そして、今日、個々のメニュー間の調整や取組の優先順位、メニューごとの各町間の役割分担などについて、いかに具体化を図るかという段階にある。

しかしながら、要援護・要介護状況にない高齢者、心身ともに元気な高齢者、すなわち高齢者の中での多数派である人々のために、よりいっそう生き生きとした暮らしの創造や健康維持・増進などを目的としての3町による連携・共同への取組は、緒に着いたばかりで、具体的な成果は今後の展開いかんにかかっている状況にある。

以上のような状況認識のもと、ここでの「高齢者の魅力的な定住条件整備プロジェクト」は、大崎上島の今日を築いてきた高齢者が、よりいっそう生き生きとはりあいのある生活を自らの意志と行動で創り上げていけるよう、公的支援のあり方、3町による取組が望ましいと思われる事業メニューなどを、i.高齢社会に対応した島づくりのための連携・共同体制の充実、ii.「元気な高齢者」の生きがい・社会参加の充実、iii.要援護・要介護状況にある高齢者への支援、これらの点から検討、提案するものである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION