(2) 町民マリン・スポーツのまちづくり計画
本町には、2つのマリーナがあり、近くの県立備前高校などにはボート部があるものの、シーカヤックや小型ヨットの町民への普及はまだまだである。
ア 社会体育への取り入れ、イ 高齢者スポーツへの取り入れ、ウ 社会人クラブづくりなどを進め、町民スポーツ・レクリエーションとして、シーカヤック、小型ヨット、ウィンドサーフィン、ボートなどの普及を図る。
また、あわせて、船づくりの文化を残すために、木のシーカヤック、小型ヨットづくりにも取り組む。
(3) 「まほろば」を「エコツアー」「海の体験」の拠点に
古代体験の郷「まほろば」を活用し、県下のカヌーインストラクターなどの協力をえて、インストラクター(指導員)体制の充実を図り、海のエコツアー、「海や舟」の様々な学習や体験、無人島での冒険キャンプなどができる「海体験の郷」づくりを進める。
ア 「海の指導員(インストラクター)」「海の案内人(エコツアーガイド)」の養成
―自然観察、歴史・文化の紹介、操舟、加工食品づくりなどの指導書づくり、ツアー用の地図づくりなど
イ シーカヤック、小型ヨット、和舟漕ぎの集団的な教習方法の確立
―1クラス40人単位で、シーカヤック、小型ヨットを教習できる技術・体制の確立(無線利用の教習、救助体制づくりなど)
ウ 体験用の資材・設備の整備(艇、艇庫、浮き桟橋、カヌーなどの練習、水域の確保、燻製・干物・練り物づくり設備など)
エ 縄文・弥生時代の、海と舟の生活の研究と再現(漁、舟、料理など)
オ 「エコツアー(自然体験旅行)」の体験メニューづくり(日帰り、1泊〜3泊コースなど 資料4-1)
力 定期的なスクールの開催とイベント(キャンプ、ツアー)の実施
―サマーキャンプ、週末ツアーなど
キ シーカヤック・小型ヨットによる無人島での冒険キャンプの実施