(4) 産業の状況
本町内の事業所に勤務する従業者数は、運輸・通信1,247人、製造業928人、サービス業924人、卸売・小売業923人などが多い。製造業の減少が著しく、運輸・通信業、サービス業が伸びている。卸売・小売業は減少傾向、建設業は横ばいである(下図参照)。
農業粗生産額は0.7億円と小さく、漁業は漁協の年間扱い高が約15億円(うち養殖かきが約6〜10億円)、商業の年間販売額約111億、工業出荷額等217億円(平成7年)である。工業では、耐火レンガが有名である。
漁業は、カキの養殖(10月中旬〜3月中旬。むき身重量1,803。県下一で約50%を占める。)が中心で、そのほか、サワラ、マナガツオ、ヒラメ、サワラ、シャコ、アナゴ、ヒイラギ、ハカマエビ、タナゴなど、魚種は豊富である。日生町における漁業経営体は、156(県の7.8%)であるが、1経営体平均漁獲金額は1,572万円で、県下のトップである(以上、平成5年漁業センサス)。