(2) みんなで遊ぶ子どもたち
課題2「子どもの健全育成」の方向は、みんなで遊び元気な子どもたちを育てることである。
このため、人間形成の基礎を培う家庭教育を充実するとともに、子どもたちの世界を広げる「子どもの交流教育構想」を推進する。
子どもの交流教育構想
●子どもの健全育成のポイントは遊び
最近の子どもは、テレビゲームなどに熱中しみんなで遊ぶことが少なくなっため、人とのコミュニケーションがうまくできず、子どもたちの間で「すぐきれる現象」が広がっている。
遊びは創造力や人間関係を養うためになくてはならない。このため地域の活動として、「子ども」「お父さん」「おじいさん」の3世代が一緒に「遊び場マップ」をつくり、遊びと交流を拡大していく。
●家庭のふれあいと村外学校との交流
子どもの健全育成には家庭のふれあいが大切である。このため、「自然の中でウオーキング構想」とも関連するが、経済的であり環境・体にやさしい村での生活の楽しみ方、釣りやハイキングなどのレクリエーションを創造する。
学校では、平成14年度から完全週5日制と総合的な学習時間を新設するなど、詰め込み教育からの脱却を図る新学習指導要領の施行を踏まえ、村外の学校との交流を行い、地域ぐるみの子どもの交流教育を推進する。