イ 生活上の不安
介助者が感じる不安は「家族介助ができなくなったときの対応」が最も多く15人、次いで「外出が大変」が11人、「健康や体力に自信がない」が8人などの順である。
本人が感じる不安は「外出が大変」が最も多く18人、「病気等緊急の場合のこと」が17人、「健康や体力に自信がない」が13人などの順となっている。
要介助重度以上の人でみると、65歳未満では本人が「家族介助ができなくなったときの対応」、介助者が「身の回りの介助者がいない」などをあげている。
65歳以上では「外出が大変」が共通しているものの、「家族介助ができなくなったときの対応」については介助者の不安が本人よりも上回る(図表3-41参照)。