(8) 家庭処理への参加意向(問8)
ここでは、家庭処理として「幅40cm×奥行き40cm×高さ60cm程度の処理機を、家庭の室内や軒下などに置き、できた肥料・堆肥を所定の袋に入れてもらい、区が月1回回収する仕組み」「処理機の購入に約3〜7万円、電気代などが年間約1〜1万5千円程度かかる」ことを説明し、参加意向を質問した。
337票のうち、『条件次第では参加したい』168票(49.9%)が半数近くを占め、『参加したい』22票(6.5%)と合わせて56.4%が参加意向を持っている。これは地域処理(問4)の参加意向(78.0%)に比べて21.6ポイント少ない。『参加したくない』は65票(19.3%)、『なんともいえない』は61票(18.1%)、『不明』は21票(6.2%)であった(図表4-8)。
年齢別にみると、『条件次第では参加したい』は30歳未満(66.7%)で多く、70歳以上(34.8%)で少ない。『参加したい』は50代(13.3%)で1割以上とやや多く、30歳未満では0%である。『条件次第では参加したい』+『参加したい』は30歳未満(66.7%)、50代(62.2%)で多く、70歳以上(39.1%)では4割以下と著しく少ない。『参加したくない』は70歳以上(26.1%)、30代(25.9%)で多く、50代(10.0%)で少ない。
住居種類別では、母数が3票のその他を除き、一戸建て(279票)と集合住宅(50票)を比較すると、『条件次第では参加したい』+『参加したい』で一戸建て(58.1%)の方が集合住宅(48.0%)より10.1ポイント多く、地域処理(問4)とは逆である。