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3) 中心市街地衰退の推移分析

1 人口の減少と高齢化

(1) 人口の動向

下の図表3)-1は、概ね商業地城に該当する範囲の人口の推移をグラフ化したものであるが、3都市とも低下しつづけており、その傾向は現在も続いている。

市の人口に占める割合は、市人口が最も増加した伊勢崎市が20年間で17.7%から7.5%に低下している。前橋、富岡の両市は10%台から6%に低下している。

また、次頁以降の図表3)-2〜4は地区別に人口の推移を調べたものであるが、商業地域だけでなく周辺の住居地域でも人口減少がみられる。

 

(2)年齢別の人口動向

人口の減少とともに高齢化が顕著である。中心商業地では65歳以上の人口が30%を超える地域がみられる。(図表3)-5〜7)

 

図表3)-1 中心市街地の人口推移

120-1.gif

 

昭和50年を基準とした比率

120-2.gif

 

市の総人口に占める割合

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注)概ね商業地域を含む範囲の人口

資料:総務庁統計局「国勢調査」各年版より作成

 

 

 

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